日本語 女性脳 短期記憶の脳を変える対策
日本人女性は短期記憶の脳の働き方。長期記憶の脳に変える方法を教える。
短期記憶とは、脳の言語野の機能のこと。長期記憶の言語野に一撃で変える。
「引きこもり」が起こるのは「引きこもりの脳」が理解できないから
「忘れる」とは短期記憶の脳の働きのこと
「忘れる」ことは、ものごとによっては必要な場合もある。なんでもかんでも憶えて、いつでも頭に思い浮ぶのがいいことであるのではない。
しかし、「忘れてはいけないこと」がある。
「忘れていいこと」とは、どういうものか?「亡くなった人のこと」や「別れた人のこと」だろう。「人物」を忘れるのではなく、悲しい感情や辛い心情を想いつづけると「目の前の現実」や「明日からの自分の現実」が見えなくなる。「うつ病」に陥るのだ。
感情にともなう行動は、脳の言語野の「短期記憶の言語領域」で憶える。ブローカー言語野「時間性の言語領域」という。ウェルニッケ言語野(触知の記憶領域)と密接にリンクして憶える。
日本語(ヤマトコトバ)の「動詞文」はこの「短期記憶の領域」で憶える。
「短期記憶」とは「短い期間しか記憶できない」という意味ではない。「すぐに、パッと消える」というのが正しい定義なのだ。
「主観」ともいう。
自律神経の副交感神経の働きがつくり出す。
女性の脳の視床下部の「視索前野」の「聴覚の機能」が生成する。
「耳で聴いたコトバ」は、「短期記憶」だからすぐに忘れる。
憶えているつもりでも、「扁桃核」や「線状体」のつくる記憶の「好き・嫌い」「敵、味方」「不安」「攻撃する」などの主観意識でバイアスに歪められて、デタラメな内容に変形する。これが恐怖の妄想を形成する。そしてこれが「行動」を歪めて止める。
この行動が「アルツハイマー型の若年性の痴呆症」の脳の働き方と呼ばれる。
この「記憶できない」が、日本の女性の30代から始まり、40代、50代はいびつに歪んだままの脳の働き方で老齢期になっても生きていく。
もちろん、男性も、この主観の脳の働き方をおこなっている。男性の「主観」は、ストレートに「行動」の歪みをあらわしている。
「わたしの忘れ方を紹介します」
匿名の山田栄子さん(41歳・会社員)の話。
「わたしは、自分でも忘れる、だから行動しない、ということをよく自覚しています。アパートで一人暮らしをつづけています。部屋は足の踏み場もないくらい物が床に広がっています。
片付けようという自覚はあるので、掃除機をかけようと、行動は起こします。物を整理しようという段階で、明日にしよう、こんどいつか暇な時にやろうと、途中で止まります。洗濯は、洗濯機の中に、脱水した衣類が置かれたままです。干すことの行動が止まるのです。
先日、会社で、私は電話の注文を受けました。10件くらいです。
私は、この注文を伝票に起こすこともせず、3週間ほど放置しました。忘れたのです。
私は上司からひどく叱責されました。私は、営業の職員は、暇だと言って遊んでいるやないかと、内心叱責が不満でした。この内心の反発が表情にも出て、さらに上司の怒りがきつくなりました。
ますますひどく叱られました。
わたしは、営業職の人たちは、暇だと言って遊んで働いていないじゃないかとずっと反発していました。 私の内心の思いが態度、表情、そして謝罪しない無言の言葉の無さに出たので、上司の怒りは治まりませんでした」。
「ウェルニッケ言語野」の行動の記憶が「忘れる」をつくる
「忘れる」という記憶障害を起こすことにも原因と理由があります。
脳の言語野で、「忘れる」という働きをつくる部位があるのです。
それは「ウェルニッケ言語野」(右脳)の働きが原因と理由をつくるのです。
「ウェルニッケ言語野」は「ウェルニッケ失語症」をつくるのでよく知られています。「マジで」とか「ヤバイ」「みたいな感じ」「なんていえばいいんですか」のような「口癖」(くちぐせ)がウェルニッケ失語症です。
「海馬」に付いている「扁桃核」の価値意識のとおりに「行動」を表すのが「ウェルニッケ言語野」です。ウェルニッケ言語野の記憶から外れる行動をおこなうと「線状体」が不安物質の「コレチストキニン」を分泌します。
ウェルニッケ言語野の記憶のとおりに行動すると「大脳辺縁系」の中隔核(トカゲの脳)が「幸福のボタン押し」といわれる快感ホルモンのドーパミンを分泌します。
「A9神経」が常に働いて、「嫌い」「敵だ」と認知した「行動」とその言葉を記憶しようとしても、「快感ホルモンの分泌」を志向して、「正しく行動すること」にともなう「A6神経」のノルアドレナリン(猛毒のホルモン)分泌を非常に苦痛に感じるのです。
事例の山田栄子さん(仮名)の話は、右脳を中心としたこのような脳の働き方をよく説明しています。
視覚の言葉は記憶しない
問題は日本人の多くは、何をウェルニッケ言語野で「行動の記憶にしていて、何を行動の対象にはしていないのか?」にあります。
行動のための「言葉」は「右脳のブローカー言語野・時間性の言語領域」で学習して記憶します。
ジョン・ロックが定義した「第二の性質」(視覚)の「音」を「時間性の言語領域」の「聴覚」が記憶したコトバを「ウェルニッケ言語野」が「口癖」(くちぐせ)に見るようにほとんどオートマティックに「行動」に表します。
しかし「視覚」(第一の性質)の言葉は、「扁桃核」で「嫌い」「敵だ」「不快感を感じる」として近づかない、排除します。
視覚の「第一の性質」とは、「社会性の言葉」「共同性の言葉」「社会秩序、モラルの言葉」を認知して、認識します。
「遠野物語」のエピソード
吉本隆明の『共同幻想論』(角川ソフィア文庫)の中の「遠野物語」のエピソードには、ちょっとしたことを気に病んですぐに死ぬというケースがいくつか紹介されています。「共同幻想」から外れて行動した人が、気がおかしくなって死んだり、異常行動をおこして死ぬというエピソードです。
「共同幻想」とは、共同の規範のことです。「モラル」も含んでいます。
現代の日本では、この「遠野物語」のエピソードは、「若年性のアルツハイマー型認知症」といわれています。
ポルソナーレは、このウェルニッケ言語野(右脳)の行動の記憶を「改訂版・ブルガリア方式」の記憶術で強力に改革するコーチングをおこなって成果を上げています。