女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳を変える取り組み方

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女性の脳は、好き・嫌いで価値判断するというのは本当?

女性の脳は、内扱いの食べ物と仲良くして、外扱いの仕事、勉強からは遠去かる!

解剖学者・三木成夫は、「動物は食の相と性の相のどちらかのために行動する」といっています。人間も動物ですから「食欲」か、「性欲」のどれかを出発点にして行動します。
動物は、一年のうちの半分は食べるためだけの行動に専念して、のこりの半分は生殖のためだけ行動します。このサイクルをくりかえします。

 

人間の「食欲」と「性欲」は、動物一般とは違って「心・精神の食欲」と「心・精神の性欲」が加わっています。「楽しみ・娯楽・人間関係の媒介」という意味が加わるのです。

 

人間は、動物一般(魚・野生の動物・犬・猫・鳥など)とはちがって、「食欲にもとづく行動」だけを一生、死ぬまでつづける人、「性欲にもとづく行動を一生、死ぬまでつづける人」というように行動します。

 

ここで「食欲」は、「現実からの逃避」「人間関係に無関心」「社会参加に無関心」という意味をもちます。「性欲」は「男と女の人間関係」「複数性の人間関係」、「家族制度」「社会の中のルール・約束・決まりという秩序」という意味をもちます。

 

「人と話をするとひどく緊張する」「ネット依存・ゲーム依存」「恋愛や結婚に関心がない」「漢字・漢語の言葉を忘れて手で書けない」「仕事の中で人の話を聞くと頭の中が混乱して、何を聞いているのか?自分は何を話しているのか?何を話せばいいのか?が分からなくなる」などの悩みでひそかに不安に思っている人は「脳の働き」は「食欲」にもとづく行動だけで生きてきたし、これからも「食欲」の中枢神経「外側核」(視床下部)を働かせている人です。
この傾向は、圧倒的に女性に多いのです。

 

人間の脳の働きとしくみ

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレは、約40年間、人間の脳は、いったい、言葉や言語をどうつくり出すのか?と問いかけて、そのしくみを考察してきました。演繹という論理実証の方法で考えてきました。「カウンセリング・ゼミ」の中で、ゼミ生の皆様と一緒に考えてきました。
人間の脳は、おおざっぱにいって三つの層でなりたっています。大脳新皮質、脳幹、大脳辺縁系の三つの層です。
大脳新皮質は、2ミリくらいの薄い膜です。ここで、言葉や言語を憶えたり、学習したり、新しくつくり出します。
脳幹は、身体の生命組織の中枢神経があるところです。呼吸中枢の生命活動の中枢神経があります。
大脳辺縁系は、「動物の脳」といわれています。好き・嫌い、快感、生体防御システム(セントラルドグマ)をつくる中枢神経があります。

 

この脳の三層について、吉本隆明は、「個体・家族・共同性としての人間」(『情況への発言』徳間書店東京医科歯科大学講演)でこう言っています。「人間としての意識(観念)の領域」「人間と動物の中間の領域」「動物としての領域」。

 

脳の中の「動物としての領域」に「食欲」や「性欲」の視床下部、「好き・嫌いの扁桃核」「記憶の海馬」があります。
これらを働かせるのは、自律神経の副交感神経です。
そして、女性は、「性欲」の中枢神経の視索前野が副交感神経です。
だから、女性は、「好き・嫌い」「敵か、味方か」を判断する扁桃核の働きで、「内扱い」のものごとだけを行動の対象に選択する傾向がつよい!という行動パターンをもつのです。

 

悪口を言う女性、イジメる女性

<<カウンセリングの現場の相談の事例>>

私は、45歳、独身女性です。数人の男性との恋愛経験はありますが、どの男性とも長く続きません。会って話すと、会社の上司の悪口や同僚の女性たちへの怒りとか、批判を話します。あたかも、会社の当事者たちが、今、目の前にいるかのように感情が高ぶって大声になり、話し出すと止まりません。相手の男性の話すことが、悪口を言う人たちの味方をしているように聞こえると、相手の男性と会社の人たちが重なって見えて、相手の男性を責める言い方になってしまいます。こういう不快な気分になった日は、自宅に帰ると、ドカ喰いをします。苦しくて涙が出るほど食べるとトイレで吐きます。
(仮名・東京都在住)

 

脳は、良くも悪くも快感原則で働く

人間は、誰でも「自分で考えたことを実行して、考えないことは実行しない」という法則で行動します。「経験同一化の法則」といいます。「考えたこと」の「考え」をつくるのが「海馬」(記憶)と「扁桃核」(好きか、嫌いか。敵か、味方か、の価値判断)です。
事例の女性は、行動パターンを記憶していてこれを「無意識の観念の運動」としてあらわしています。
いつでも、どこでもこの行動パターンをあらわすのは大脳辺縁系にある「側坐核」です。
「考える」というのは「右脳・虚像」にイメージが思い浮かぶことをいいます。このイメージは、必ず、「現実とむすびつく」という性質をもっています。

 

正常なイメージならば、「脳幹」にあるA10神経が快感ホルモンのドーパミンを分泌します。
事例の女性のような、話を聞いている男性が、不快に感じ、嫌な気分になってストレスで顔がひきつったり、目や表情がストレスで歪むと、この現実をつくり出すイメージが「バッド・イメージ」です。相手が誰であろうとも、苦痛で辛くなることを「バッド・イメージによる現実破壊」といいます。
「バッド・イメージ」によって「現実が壊れた」ことを見ると、快感ホルモンが分泌されます。中隔核から最強の快感ホルモンのドーパミンが分泌します。トカゲの脳の快感といいます。A9神経が分泌するのです。
弱い相手、おとなしい人、すぐに泣く人、いじめられてもじっとガマンして耐えしのぶ人が、バッド・イメージの快感ホルモンの対象になりやすいのです。

 

脳は、「快感原則」で働いています。
だから、虐待したり、イジメる相手がいないと、「自分自身」を壊します。それが「自傷行為」です。リストカット、自殺、過食症、拒食症、引きこもり、ゲーム依存症、などが、バッド・イメージのつくる快感づくりの脳の働き方です。
ポルソナーレは、女性に多く見られるバッド・イメージのつくる異常な快感ホルモンの働きを改善する「教育プログラム」を提供しています。