女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 知らないのに知っていると思い込む脳の変え方

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日本の女性は短期記憶の脳の働き方。名詞の言葉は曖昧に忘れる。忘れない脳の働きに変える手順とは。

 

女性脳は、すぐに忘れる。だから女性は忘れないためにだけ努力している。そこで、長期記憶の正しい働き方をアドバイス

 

日本の女性は3人に1人が未婚

日本の女性は、3人に1人が未婚で独身です。少子高齢化が日本の現実です。

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレが約40年間のカウンセリングの現場の経験から分析してみると、「3人に1人が独身」の原因と理由は、パソコン、スマホ、デバイス端末の「画面」を通してしか人間関係をつくっていないからです。バーチャル(仮想空間)でしか会話しないので、日本語(動詞文)のつくる「内扱い」だけで人間関係をつくっています。リアル(現実)の中の人間は「外扱い」の対象の人たちです。バーチャル(仮想空間)は、恋愛の相手も、結婚の相手も、「近づかない」「遠くから見るだけ」と見ます。よそよそしく緊張する人物に見えます。一方、スマホ、パソコン、デバイス端末の「画面」を介して話す人物は、絵文字を入れてもよい人です。メールの「文」に自分の名前を入力しなくったって黙って伝わる、それが当たり前と認識しています。

 

「外扱い」と「内扱い」が日本語

日本語(ヤマトコトバ)の敬語体系は、「内扱い」と「外扱い」で二分されています。漢字・漢語(音読み)の敬語体系は、「上下関係」です。「上位の人はエライ人」「下位の人は身分の低い人」という区分のしかたです。

日本人は、敬語体系を二つもっています。

家の外の人間関係(会社、職場)は「上下関係」が制度化されています。話す言葉も「上下関係」をあらわす言い方が決まっています。

日本人は「内扱い」「外扱い」の対人意識は、「プライベートな場面」であらわします。

「外扱い」の特徴は、「触らない」「自分の手を加えない」です。

スマホ、パソコンの「画面」を介した人間関係は、「内扱い」だけを脳の働き方としてつくります。

10代、20代、30代、40代の女性にとって恋愛、結婚の対象の人は、全員「外扱い」の人です。「近づかない」「接触しない」「手を加えない」という無意識の対人意識が脳の中で働いて、一生、独身で生きる道を歩いています。

日本語の敬語体系については大野晋国語学者)が『日本語の文法を考える』(岩波新書)で説明しています。

 

日本の女性は短期記憶

日本人でもとくに女性の脳は、短期記憶の働き方をしています。短期記憶と聞くと、「一定の時間がすぎると忘れる」と考えている人は多いようです。

 

脳の働き方を論理実証の思考の仕方(演繹)で解き明かしてみた短期記憶と長期記憶の正しい定義を説明します。

 
短期記憶…… 主観のこと。主観とは食べ物が三日もすると腐敗して消滅するように、存在が無くなること。脳の中では、とくに名詞、抽象名詞の言葉が、見たり聞いても、パッと消えてなくなるのが短期記憶。
ところが、動詞の言葉だけは扁桃核や海馬が記憶する。
長期記憶…… 客観のこと。客観とは、ハンナ・アーレントの哲学(『人間の条件』ちくま学芸文庫)によれば、耐久性、永続性のこと。例えば、人間の一生よりも長く存続する家が典型。道路、橋なども。法、国家も客観の存在。
言葉でいうと名詞、抽象名詞の言葉、言語が客観の本質をもつ。
 

日本語(ひらがなの言葉)は動詞の言葉で文が終わるので、主観を言い表わします。だから『短期記憶』の脳の働き方をおこなうのです。「短期記憶」と「内扱い」は同じ意味です。

 

日本語の中にとりいれられている音読みの漢字・漢語は、その多くが名詞か形容詞です。耐久性、永続性の本質をもつので、企業の業務、規則、公的なルールは全て「漢字・漢語」でつくられています。日本人の中でも、とくに女性は、「外扱い」と認識したほとんどの女性が、一生、学習しても記憶することはないのです。

 

日本の女性は生涯「病気」をつくる

<<事例>>(カウンセリングの現場の中の相談。女性・主婦・45歳・匿名)

わたしは、好きでもなんでもない男性と結婚しました。結婚前のわたしは、とくに男性と話をすると赤面して、目も少し涙目になって息苦しくなるので、食事に誘われても断っていました。わたしの症状はだんだんひどくなり、電車に1人で乗ることもできなくなりました。会社で仕事をしていても自分の症状のことが気になり、頭から離れなくなりました。息苦しくなり、じっと机に向かって座っていられなくなったのです。

この苦しい気持ちを誰か信用できそうな人に聞いてほしくて、今の夫になる男性に話を聞いてもらったのです。「全部、引き受ける」と言うので、言われるままに結婚したのです。結婚すると、症状は進んで家の外に一歩も出れなくなったのです。子どもは、3歳と5歳の女児が二人います。わたしのような性格に育っていくのでは?と、それも心配です。

 

「知らない」のに「知っている」という思い込み

あなたに質問します。

相談者の女性にとって「夫」「二人の女児(女の子)」は、「内扱いの人」でしょうか?それとも、「外扱いの人」でしょうか?

正解は、「家の中にいる時だけは内扱い」です。しかし、「仕事に行き、会社で仕事にとりくんでいる男性としての夫」は「外扱い」です。子どもも、「成長して幼稚園に行き、集団生活をしている女児、子ども」は「外扱い」です。

「外扱いの内容」を「知らない」のに「自分の夫だから」「自分の子どもだから」と「知っているつもり」になると、呼吸困難にともなって心拍の低下が起こり、脳幹の呼吸の中枢神経が誤作動を起こし、パニック発作が起こります。外扱いの部分からの孤立を回避しようという脳の働き方に進行すると、バッド・イメージがつくられて言いがかりをつけての夫婦ゲンカ、破壊のドーパミン分泌の快感を欲求して「虐待」を起こすでしょう。

 

男性「夫」、「子ども」と仲良くできる手順

そこで、「外扱いの対象」といつまでも話をする、仲良くできる脳の働き方に変える必要があります。

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレが『谷川うさ子王国物語』(通信講座)で教えている手順はざっとこんなふうです。

夫(男性)に話を聞きます。「今日のお仕事はどんなでしたか?ご苦労なさったのでしょうね?」。

夫(男性)の話す言葉を共感しながら聞いて、話されている「場面」をイメージできると、「客観の脳の働き方」に変わります。

「子どもの話を聞くとこれこれこんなことを言っていましたが、あなたからの励ましのお言葉はどうですか?」。

二人の女児の「外の生活の行動」の「場面」を夫の言葉をとおしてイメージできると、女性の脳は、「長期記憶」の脳の働き方に変わります。

ポルソナーレは、こんなふうにして日本の女性を欧米人のもつ名詞文を普通にしている脳の働き方に変える日本語の能力を育てています。