女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 共依存症の脳を変えれば清潔な魅力

f:id:porsonale-counseling:20210116124818j:plain



 

弱っている人間どうしの支配関係を変えれば、助け合える脳に変わる

 

女性の共依存症は、脳の言語野の聴覚優位がつくる障害です!

 

「不倫」に見る「共依存症

 

ある不倫関係をつづけている女性の話。

 

「私は、この関係はイヤだ、止めたいと思っている。でも、電話やメールに応じないと、批難されるし、脅かされる。だからメールを送るし、電話にも応じる。コワイからだ。私は、ちっとも悪いことはない」。

 

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレの見解では「不倫」が問題であるのではない。「依存症」が問題になる。

 

脳は快感原則で動いている。「依存症」の脳は、大脳辺縁系(動物の脳といわれています)にある中枢神経の中隔核がA9神経を刺激して脳内最強の快感ホルモンのドーパミンを分泌する。

 

トカゲの脳といわれている。

 

「依存症」とは、A9神経の分泌する脳内麻薬のドーパミンの快感にしびれて恍惚状態の中毒になることだ。

 

依存症の典型はといえば「オンラインゲーム依存症」「ネット依存症」だ。古くからあるのが「恋愛依存症」「共依存症」(ラヴ・アディクション)「DV・子どもの虐待」「アルコール依存症」などだ。

 

女性の一生を決定的に左右するのが、とくに不倫に表われる「共依存症」の脳の働き方である。

 

日本の女性の「行動」のつくり方が「依存」

 

事例の「不倫関係にある女性」の話です。

 

もう5年か6年くらい続いています。遠距離の関係なので、ごくたまにしか会えません。その相手の男性は、私に、仕事から帰宅したら必ず、メールをするように、と言います。だから私は、毎日、今、帰宅したとメールを送信します。すると、すぐに男性から電話がかかってくるのです。毎日1時間か、長い時は3時間くらい一方的に話を聞かされるのです。内容は、たいてい私の悪口や批判です。仕事の能力の無さを指摘されます。聞かされるたびに私は、電話が終わった後一人でベッドの中で泣きます。この「コロナ型デフレ不況」の中で、孤独感で寒々しい思いがつのり、死にたいという気持ちで情緒が不安定になってご相談しました。

 

「恐い」(コワイ)という言葉の「イバリの構造」

 

この事例の女性の話を聞くと「コワイ」と思わせる男性が従属を強いているように見えます。女性は、自分が被害者であるかのような話し方をしているからです。職を失うとか、誹謗中傷を受ける事態に追いやられるとか、あるいは、ストーカーをされて危害を加えられるなどの想像に怯えているような印象を受けます。

 

ポルソナーレもカウンセリングの現場で、この「コワイ」という言葉を20年間くらい聞かされてきて、「文字どおり恐怖心があるのだろうな」と額面通りに受け取ってきました。

 

ところが、国語学者大野晋の『日本語の文法を考える』(岩波新書)で説明されている「日本語の敬語体系」について改めて考えてみる機会がありました。

 

外扱い……尊敬の段階

恐怖→畏怖→畏敬→尊敬

内扱い……遠慮のない慣れ合う段階

親愛→愛狎→軽蔑→侮蔑

 

日本人の母系制と日本語の動詞文は、「恐怖」を「最上級の尊敬のことだ」として公的な行動にあらわしてきています。

 

「恐怖」とは「農作物など自然成立のものに向けられた価値意識のことです。自然に成り立つ稲や穀物は食糧として価値が高いので「この生育をつかさどる神様」には「近づかない」「遠くから見て、手を加えずただ尊敬するだけだ」というのが「恐怖」の意味です。

 

これが日本人の敬語体系の上位の「尊敬」の意識になりました。

 

日本人の尊敬を言い表す言葉は「お行きになられる」「お行きになる」「お召になる」のように「ル」「レル」「ラル」が自然成立と尊敬を言い表します。

 

「恐い」は「自分への尊敬語」である

 

では、事例の女性の不倫相手が「恐い」(コワイ)は、何を尊敬して「価値あるもの」と捉えているのでしょうか。

 

「コワイ」と発声・発音する自己意識を尊敬しています。ア・イ・ウ・エ・オという「音」に意味を与えているのが日本語(ヤマトコトバ)です。この意味すなわち価値の根拠は自身の喉や口から生じる「自然性」です。だから日本人は、発声・発音した「音」が「言葉」となったとき、その「言葉」が真実を説明するものかどうかは問いません。仮にどんなにデタラメな内容を言い表したとしても、発声・発音は「自然成立」の価値をもつので、「自分で自分を尊敬して、イバる」のです。

 

事例の「不倫」をおこなう女性は、男性から強制されたからとはいいながらも、自分の行動意思でメールや電話を発信しています。日本の女性にとって「行動すること」は、男性が想像する以上に知的な水準が高い脳の働き方を意味します。「行動」は交感神経の働きによるからです。人間の「行動」は「欲の脳」「視床下部」の「欲」の性欲か食欲が動機の出発点です。女性は「食欲」以外の「性欲」の中枢神経は副交感神経支配なので、「性欲」のつくり出す社会的な行動や人間関係の行動の「自発的な行動」は本質的に不能なのです。

 

そこで、行動のための「分かりやすい言葉」を丸暗記したときが「行動可能」の脳の働きが起こります。その一つが「体験を強制」する言葉です。もう一つが「モノマネ」です。

 

相手を支配するのは「母親のモノマネ」

 

「モノマネ」とは、女子中学生がグループをつくって互いにおしゃべりをし合う中で話した女子の言葉や行動をモノマネして模倣するというパターンです。このようなモノマネのルーツは、母親の行動やコトバの模倣にあります。母親が乳幼児の世話をするのが模倣の原型です。

 

人生にザセツしている男性と共依存の関係になる

 

事例の女性は、人生にザセツしてくじけて弱っている男性のコンプレックスを世話、すなわち支配のモノマネの内容にしました。コンプレックスとは、自信の無さや孤立が意識させる性的な欲求のことです。

 

「私がいなかったら困るでしょ」というニーズを喚起して自分に依存させます。これが、自分の自然成立の行動をつくるので、自分のニーズと一致します。共依存症のメカニズムです。

 

ポルソナーレは、女性の知的自立の脳の働き方のために「視覚優位」の日本語の能力を教えています。