日本語 女性脳 人の言いなりに行動する脳を変える勇気
日本語（ヤマトコトバ）は、耳で聴いて覚える。目で見て言葉を覚える脳に変える必要とは。
福岡・篠崎町で５歳児を餓死させた女性の脳は、日本女性に共通する聴覚障害という真実。
「引きこもり」が起こるのは「引きこもりの脳」が理解できないから
「5歳児餓死事件」
令和3年3月2日。福岡県篠崎町で、5歳の男児に食事を与えず餓死させた事件が起こりました。
逮捕された母親は、碇(いかり)利恵容疑者(39歳)です。
「食事を与えるな」と、指示して逮捕されたのが「ママ友」の赤堀恵美子容疑者(48歳)です。
碇利恵容疑者は、赤堀恵美子容疑者の言いなりになって車を売り、貯金を渡し、生活保護費まで渡していました。
碇家族4人は食事の量も制限されて、うすい「おかゆ」を分け合って食べて「5歳児の男児」には、「食事を与えるな」と言われて、この言葉のとおりに実行していました。
報道では「洗脳されていた」「共依存の関係にあった」「いや、これは境界知能というもので、常識的な利害の判断ができない異常な知能による行動だ」とコメントされています。
「類似した事件はいくつも起こっている」と。
しかし、この事件の本質は「自分の行動は、全て、人から耳で聞いた言葉だけで行う」という日本の女性が特異的につくっている「聴覚至上主義」にあるのです。
日本人は、人の話しコトバで行動する
わかりやすい事例からお話します。
どなたも、小学校、中学校、高校という義務教育、準義務教育で「国語」の教科書で授業を受けたでしょう。
この国語の授業は、第一に「本読み」、第二に「漢字の書き取り」だったでしょう。
日本人は「読めればいい」とする
「では、この漢字・漢語の言葉の意味は何ですか?」とは、一度も指導されたことはなかったはずです。
明治の初めの「文部省」も「国語審議会」も、「とくに音読みの漢字・漢語の言葉は読めればいい、言葉の意味は後から付いてくる」という国語教育の方針を打ち出しています。
このことは鈴木孝夫が証言しています。
日本人は目で見る能力が無い
ポルソナーレは、当初、「日本の国語教育に問題がある」と考えました。
ところが山口謡司の書いた本を読むと必ずしも当事の「文部省」などが強権的に「読めればいい」「言葉の意味を目で見て調べて、意味から言葉を理解することが必要なんて、めんどくさい、わずらわしい」と施策したのではないことが分かります。
日本人は、大学の教授や学者、会社の経営者まで、「人からの話を耳で聴いて言葉(文、文章)を憶える」ことをおこなっています。
文献を読む人でも、とくに普通名詞や抽象名詞の言葉の「意味」(概念)を調べて正しく定義することはおこないません。
日本人は名詞の言葉は見えない、聞こえない
理由は、日本人の脳は、動詞文をつくる脳であるので、「目で見る」すなわち、「正しく言葉の意味を分かる」ということは、これが普通にはできない脳の働き方になっているのです。
だから、「仕事の言葉」は、上司や先輩や同僚から、「話し言葉」を耳で聞いて「行動」を可能にします。
「自分一人の責任で判断する」という立場になったとき、未経験のことや、未知の現実に直面したとき、ここでは「話し言葉で教えてくれる人がいない」ので、「仕事」はデタラメになりやすいのです。
もしくは、「福岡の5歳児餓死事件」にみる「ママ友」の「赤堀恵美子容疑者」のように病的にデタラメをしゃべる評論家だのコンサルタントの言うところに耳をかたむけて、「誰かが餓死する」「極貧困」に追い込まれて、生活も心身の健康も破綻させるということを引き起こしています。
パソコン、スマホの画面の言葉は聴覚のコトバです
言葉のつくられ方のしくみを脳の中に見ると「視覚のつくる言葉」と「聴覚のつくる言葉」の二つに分かれています。
意味や論理は「視覚のつくる言葉」です。
スマホ、パソコンの画面に「見る」言葉は、メタ言語からみると「聴覚がつくる言葉」です。
テクノロジーが一般化している現在では、テクノロジーの言いなりになって餓死したり、財産をいっさいがっさい放棄させられている人が増えています。
「福岡・5歳児餓死事件」は、このことを象徴しています。
そこで、ポルソナーレは、脳の中の「視覚野の言語領域」を働かせるためのコーチングをおこなっています。
