女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 アルツハイマー型痴呆症を予防し、改善する

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65歳以上の認知症は女性の方が多い。脳の働きの聴覚中心が原因だ

 

女性の認知症の多くはアルツハイマー型痴呆だ。予防と改善は、視覚優位の脳の働き方に変える

 

女性の認知症アルツハイマー型が多い

 

日本人の痴呆についての研究と治療の第一人者の宮里好一(元、沖縄リハビリテーション病院長)は、著書『痴呆の基礎知識』(星和書店、一九九九年刊)で、アルツハイマー型痴呆についての所見をこう書いている。

 

「最近、私の母親は、態度が変わりました。つっけんどんで、文句を言うというか、すぐに批難するようなものの言い方をします。話しかけても、パッと否定するような言い方で、素直さがなくなりました。これも痴呆の症状なのでしょうか?」

(匿名の相談。女性)

 

人格の変化というもので、痴呆症の症状だ。記憶障害と人格の変化は、アルツハイマー型痴呆の中核症状だ。もともとの性格が強調されるパターンと、元の性格とは正反対の人格があらわれるパターンの二つがある。

 

きちんとした性格の人が、こまかい、どうでもいいようなことに異常にこだわって他者のアドバイスに耳を傾けないとか、整理が得意な人がずぼらで粗雑になる、などだ。

 

いずれの人格の変化も、アルツハイマー型痴呆に特徴的に表われる「空間失認」から起こっている。

 

家の外に出て行って帰り道が分からなくなるのは「場所的失見当識」だ。

家の中で、トイレと風呂場とを取り違えるケースもある。

アルツハイマー型痴呆の脳は、「アミロイド・ベーター蛋白(たんぱく)(Aβ)という異常な蛋白が沈着してできる「しみ」、「老人斑」(ろうじんはん)が増えることが特徴だ。

 

アルツハイマー型痴呆は「人格の異常」と「記憶障害」が特徴

アルツハイマー型痴呆症の脳の働き方の特徴は二つです。

一つは、脳の細胞にアミロイド・ベーター蛋白が発生して沈着すること、二つめは「失見当識」です。「空間の誤認」です。「場所が分からなくなる」「場所を取り違える」などが、「失見当識」です。

里好一をはじめ世界の研究者は、このアミロイド・ベーター蛋白の異常発生を原因とみなしています。薬を開発するとか、血流を良くするなどの改善策にとりくんでいます。

仮りに、脳の働き方を「ハード」と「ソフト」という言い方をすると、薬の開発で脳の中枢神経の働きの病変を治す、あるいは記憶障害や人格の異常な精鋭化を改善すると考えるのは「ハード」の面の改善を目的にしています。

 

ポルソナーレだけが解明した脳の働き方(メタ言語

ポルソナーレは、脳の働きとそのしくみを「ソフト」の面から論理実証の方法で明らかにしました。

脳の中には、いくつもの中枢神経があります。この中枢神経の一つ一つを働かせるのは「自律神経」の交感神経か、副交感神経です。中枢神経を働かせる「自律神経の働き方」が「認知」や「認識」といわれるものです。「感覚の知覚」の内容が「認知」です。この「認知」と「外界にある対象」との関わり方が「認識」です。

この「認知」と「認識」が「人間的意識」です。そして「人間的意識」が「言葉」や「言語」を脳の「言語野」に表象します。

人間の脳(大脳新皮質)は、言葉、言語の以前に「人間的意識」を生成します。

「人間的意識」は「空間性の意識」と「時間性の意識」の二つで構成されています。

「空間性の意識」とは、おもに「普通名詞」「抽象名詞」「形容詞」の言葉、および言語を形づくります。形、場所、ルールなどです。「時間性の意識」とは「動詞」「副詞」の言葉、言語を形づくります。色、音、匂い、味、触知などです。

 

左脳・ブローカー言語野「空間性の領域」の働きが止まっている

認知症」(痴呆症)を脳の中に生成する人間的意識の面でとらえた内容を「メタ言語」といいます。

認知症(痴呆症)とはアルツハイマー病が「空間的失認」を中核症状とすると観察されていることは、「普通名詞」「抽象名詞」の言葉、言語を「左脳のブローカー言語野」の「空間性の言語領域」も、「時間性の言語領域」も、「海馬」の記憶中枢が記憶していないということです。

 

官僚のアルツハイマー病の事例

報道によれば、日本の官僚は「産業競争法」の法案に「誤記」を45ヵ所も発生させたことで問題になりました。

ただちに修正した「法案」にもまだ「誤記」がいくつも見つかって審議が止まりました。

官僚がつくる法案は①案文②理由③要綱④新旧対照⑤④の新旧参照文、の五つで構成されています。

③の要綱④の新旧参照文は「手書き」で作製されますが、この「手書き」の法案に「誤記」が発生しました。

「目で見ているのに見ていない」という脳の働き方がつくる記憶障害の事例です。離人症といいます。目で名詞、抽象名詞の言葉を「見ている」のに、「しかし、見えていない」という認知症の症状が国の高級官僚の間でひんぱんに起こっています。

「激務で疲労していたことが原因だ」と担当大臣は弁明していました。しかし、二重、三重にチェックしてもなおも「誤記」を発生させている事実は、「左脳・ブローカー言語野の空間性の領域」が全く働いていないことを証明します。

パソコンに入力して「法案」をつくる取り組みは「ブローカー言語野」の「動詞文」の「時間性の領域」で「聴覚」による「丸暗記」でも可能です。しかし、手で名詞文を書くという「視覚の認知」の領域は初めから全く働いていないので「法案」の文章が一義的にむすびつく現実の「場面」「場所」「状況」は「失見当識」を起こしています。

これがアルツハイマー型痴呆症です。

疲労していたためだ」という誤記の弁明は、人格の異常を意味します。官僚の激務は日常のことなので、もしこの弁明に正当性があるとすると、国会でおこなわれる法案の条文の作製にみる「意図的なものだ」として「全く信用できない」ことになるからです。

 

女性の脳のアルツハイマー病のつくり方

動詞文は、日本語(ヤマトコトバ)が「ひらがな」であることと同義です。

「ひらがな」は、「女文字」といわれたように「女性」が「漢字」(音読み)に、発声・発音を当てはめて作りました。「聴覚」がつくる言葉が「ひらがな」です。

女性の脳の視床下部視索前野」(性欲の中枢・副交感神経の中枢)で生み出しました。

この副交感神経は、A6神経と共時して働くので、女性は「聴覚」だけで言葉を覚えるのです。「視覚」による言葉の意味を不問にして「行動」にむすびつけています。

これが「丸暗記」です。

パソコン、スマホの時代になると、画面の「文、文章」は名詞であっても「聴覚」による言葉に変位します。

ここで、行動がおかしくなった女性から認知症をあらわします。

日常生活の中の「場面」「場所」「ルール」という行動の対象が「見えなくなった」とき、官僚の誤記と同じアルツハイマー型の痴呆症があらわれるのです。

ポルソナーレは、左脳・ブローカー空間性の言語領域を働かせるために「改訂版・ブルガリア方式」を対策としてコーチングしています。