女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 男性が嫌がる脳の変える価値

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男の子を手元に置いて離さない母親は、仕事の中ではイバリ型で、パワハラの人だった

 

女性と男性の脳の働き方の決定的な違いは、性欲の中枢。女性は、食欲で行動する。

 

男性と女性は「行動の学習能力」が違う

女性と男性の違いって何?と考えることはとても重要です。外見や生殖器の違いは本質的な違いではありません。これは生物学的な違いというものだからです。男性も、女性も、同じ人間だと理解すると、違いは、この「人間的な本質」の中に求めなければなりません。「人間的な本質」って何?と問いかけてみると、人間だけがもつ意識のことです。人間的な意識とは、「言葉」そして「言語」をつくる脳の働き方の能力のことをいいます。

 

「言葉」と「言語」とは、同じようなことを指しているように見えて、じつは、全く別のものです。

 

「言葉」とは、ある地域の中で、限定的につくり出された「文化」を言い表す人間的な意識のことです。

 

「言語」とは、地球上のどこの国、地域の言葉にも共通する名詞や動詞や形容詞などの法則や、伝達性や説明性の順序のことです。

 

この「言葉」も「言語」も脳がつくり出します。脳の言語野は、「言葉」と「言語」は別々の言語領域でつくり出しています。

 

人間は、生まれてすぐに「言葉」を学習して、次に、5歳くらいから「言語」を学習します。

ところが、日本の女性は、乳・幼児のころからずっと「言葉」は学習するけど「言語」は学習しないのです。

一方、男性は、「言語」の学習を可能にしています。

しかし日本の女性は、「言語」の学習は不能ではないにしても、学習に抵抗して「幻聴」をつくり、「リウマチ」をはじめさまざまな自己免疫疾患をつくり、認知症の日々を歩くという人生を歩くのです。

 

母親は子どもに何をしているのか

ある母親と男の子のエピソードです。

 

私、45歳の男性です。高級公務員をしています。異動で、地方の組織で幹部職を務めています。

ポルソナーレには約10年くらいお世話になっています。おかげで、電車など乗り物に乗って移動ができるようになりました。

 

私は、中学生あたりから乗り物恐怖症だったのです。駅に近づくだけでパニック発作、不安発作が起こりました。呼吸が苦しくなるのをムリに乗り物に乗ると、世界が陥没していくような恐怖心が起こりました。

 

原因を特定するために、ポルソナーレの指示性のカウンセリングに従うと生育歴の中の母親との関係に、原因と理由がありました。

 

母親は、結婚して義母と同居しました。義母は、昔風の家(イエ)意識をもつ女性で、掃除、台所の管理、家計の出費、資産の維持にきっちりした規則をもっていました。母親は、決まりや約束を言い表す言葉(名詞、抽象名詞)を憶えたり行動することが辛かったようです。夜、台所の床にうずくまって、柱に自分の頭を血が出るまでガンガンと打ちつけて泣いていました。顔はハレ上がり、青アザでいっぱいでした。幼児のころから、そんな母親をこっそり見ていた私は、胸がドキドキして呼吸が苦しくなっていました。いつも、母親が、なにかとんでもないことをしでかすのでは?と心配し、不安で、離れた所からじっと見張っていました。

 

男性と女性は「性欲」の中枢が違う

男性の性欲の中枢は、視床下部の背内側核です。GnRHとテストステロンが性欲の権化といわれる性衝動をつくります。女性にはこれがありません。あるのは生理を循環させるTRHです。

男性の性欲は、家の外(共同の世界)で、性欲の対象を求める、という「直接性の行動」を生成します。「一対一の人間関係」と「複数の人間関係」のための「行動」と、そのための言葉を必要とし、学習します。(注・吉本隆明 『共同幻想論』 角川ソフィア文庫)によります。

 

一方、女性はどうか?というと、「性欲」の中枢は「視索前野」です。男性と違って副交感神経の中枢です。脳幹の「A6神経」と同じ働きをするので、「話し言葉」の学習と「密着した人間関係の認知」のみを学習します。女性が自発的に交感神経を働かせるのは「食欲」(外側核)だけです。

 

男性が幼児から小学生、中学生にかけて事例のエピソードに見るように母親とぴったりくっついた関係であった場合、その男性は「家の外の行動とその言葉」が学習できません。

 

母親が男の子に干渉すると、男の子はパニック障害になる

この事情は、「母親が、男の子に小3を過ぎても、学校の勉強を教える」というケースにもあてはまります。

 

もちろん、「母親が、長引く病気の治療中で、男の子に自分の身の回りの世話を強いた場合」も同じです。

 

あるいは、母親が、「自分の不安についてのグチ……夫の悪口を言う、近所のウワサとか悪口を言う」などの場合にも、男の子は、家の外で「女性との関係」をつくれず、女性に近づかない、「女性恐怖症」になるのです。

 

対策はコミュニケーションの能力

では、なぜ、男の子と相互依存になる母親がいるのか?というと、初潮の始まりが「小4、小5、小6」のどれかであった場合です。この女性の「母親」(男の子にとっては祖母)が仕事をもっていて子育てがあやふやだった……「愛着の関係」が、A、B、Cの不安定な「愛着」であったことが遠因です。女の子は、「食欲」の中枢がつくる「行動の能力」だけで「自己流の行動」とその「言葉」を恣意的に学びます。社会人になると、仕事の言葉を丸暗記で憶えますが、ミス、トラブルを起こしつづけます。

男の子は、家の外に向かうという「行動」の能力にストップがかけられるという破綻を学ぶことになります。

 

ポルソナーレは、子どもをもつ女性に子どもへの正しい日本語の話し方をコーチングしています。