女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 人も自分もイジメる脳の変え方

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イジメる女性の脳は、母親が原因。どんな母親の娘がイジメるの?事典

 

イジメは、止まらない。止められない。理由は、実は母親が大好きだから!の鉄板法則

 

ネットで起こるイジメ

令和2年5月に、女子プロレスラーの木村花さんがSNSを通してやってきた「誹謗中傷」というイジメを苦にして自殺した、と報じられています。(5月27日付け、夕刊フジ)。

何人かのユーチューバーが哀悼の意を表して、「誹謗中傷は無くならない。SNS、ブログでは、読者登録数が一定の水準を超えると、必ず、誹謗中傷はやってくる。このことを覚悟して打たれ強くもならなければならない」とコメントしています。

 

大阪府知事、弁護士の橋下徹は、ユーチューブでこう発言しています。

「誹謗中傷は止めなければならない。しかし、法律をつくって規制して罰則を加えるという考えは誤りだ。誹謗中傷、即ち、悪口を言うこと、言い換えると批判を法的に規制するというのはどこの国であっても独裁的な権力者を利することになる。脅迫、名誉を傷つける言動とは区別すべきだ」。(5月27日)

 

橋下徹は、「イジメ=誹謗中傷」と「批判」を区別していません。「言論の自由」を成立させるのは「批判」であって、「誹謗中傷」「悪口=イジメ」ではありません。名詞、抽象名詞を概念として正しく定義するということをただの一回も行ったことがないと、「言論の自由」を擁護する勢いで、誹謗中傷(悪口、イジメ)を擁護することになるのです。

 

誹謗中傷という抽象名詞の正しい定義

そこで、ポルソナーレが、カウンセリングの現場の経験から導き出した「イジメ」「悪口」「誹謗中傷」の実体と対策を教えます。

 

「誹謗」とは、根拠がないのに悪意をもって悪く言うこと、が正しい意味です。

そして「中傷」とは、相手に害を与える目的で、何の根拠もないのにつくり話で悪く言うこと、です。

「批判」とは、行為、行動、作品などの価値を実証的な根拠にもとづいて、調査したり、認識の仕方も含めて評価すること、です。必ずしも悪く言うことばかりを含むとは限りません。

 

これが、ポルソナーレの日本語(ヤマトコトバ)と脳の働き方の関係をふまえた見解です。

 

「木村花さんの自殺」が報じられた時には何人かのユーチューバーが「自分も数限りなく誹謗中傷を受けた」とこぞって自分の経験を話しています。しかし、何が「誹謗」で、何が「中傷」か?は、誰も説明していません。「木村花さん」はSNSで自分のアカウントに「死ね」とか「消えろ」とかの言葉を受け取ったようだ、と報道されています。

 

日本人は日常的に相手も自分も中傷する

何が「誹謗中傷」か?をポルソナーレのカウンセリングの現場の経験のエピソードから解説します。

 

「夫は、月に一、二度帰宅すると、決まって私らを怒鳴り散らすんです。負けずに言い返すな、怒鳴り返すなっておっしゃいますけどね、なぜ、夫の肩を持つんですか?夫からいくらかお金をもらったんですか?」。

 

「息子が20歳を過ぎたら、息子の恋愛相手についての相談にのるとか、日常生活のことを毎日アドバイスしてあげること、止めなさいっておっしゃいますけどね、何を言っているんですかあなた、人事だと思っているからそんなこと、言えるんですよ」。

(ある妻であり、母親でもある女性の話。要旨)。

 

「誹謗」とは、根拠もないのに相手を悪く言うこと、です。

「中傷」とは、相手に害を与える目的で、無意識にせよ、敵意を持ってダメージを与える発言、ということです。根拠もないのに、証拠もないのに、そういうふうに悪く言われる事実もないのに「害を与える」というのがこの抽象名詞の語義です。

 

幼い頃、母親から放置された女児が誹謗する

30年くらい前に、杉並小学校でPTAの母親たちに講演したエピソードの話です。

 

2歳の女児と、生後一年の男の子を置いて、若い母親が家出をしました。2月の寒い冬の頃です。3日、4日、5日、と母親は2人の乳幼児を置いて、帰ってきません。2人の子どもは寒さと飢えで、衰弱して動けなくなりました。寒気と電気も灯かない暗い家の中で過ごしました。

 

1歳の男の子は飢えと脱水症状の中で亡くなりました。2歳の女の子は生き残ったのです。母親の度を超えた育児放棄という虐待の中で、女の子は、母親の優しかった言葉やにっこりステキな笑顔を思い浮かべて、わずかな食べ物のかけらをみつけて、水を飲み、息もたえだえになりながらも生き延びたのです。

 

母と子は、「愛着」という心身の安定システムの中で成長します。「愛着」は、ボウルビィが提唱して、アメリカのエインズワースが実験を通して定義づけました。安定した「愛着」は、母親の一方的な言葉がけでつくります。そして乳・幼児の「指差し」の「あれ、なあに?」に正しい名詞で答えることです。

 

不安定な「愛着」は、A、B、C、Dの4パターンがあります。この中で笑顔で、子どもの行動を喜んだ母親の女の子は、なんとか、行動することの能力(腹内側核・視床下部)を脳の働き方として成長させます。飢えと寒さの中を生き延びた2歳児がそうでした。

 

名詞の言葉で文をつくれることが対策

しかし、日本の多くの母親(女性)は、日本語が動詞文であるために、家の外の社会の中で有用な名詞の言葉を教えることができません。

その結果、事例の2歳児の女の子のタイプが、思春期の頃から、バッド・イメージの快感を、脳の快感原則にして、他者に誹謗中傷をおこなうのです。悪口を言う相手がいないときは、自分を「自傷行為」でイジメます。

 

ポルソナーレは、他者と共同の意識で適切にかかわる日本語の話し方をコーチングしています。