女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 記憶できない脳を変える利益

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女性脳の不思議の一つが「忘れること」「知らないこと」を嬉しがることだ。ポルソナーレだけが、対策を教える。

 

女性脳とは「丸暗記」「丸写し」だけの脳の働きのことだ。説明できる能力づくりを教える。

 

「考える」と「思う」は全く別のもの

「人間は、誰でも自分が考えたことを実行し、考えないことは実行しない」というのを経験同一化の法則といいます。

この「経験同一化の法則」は、日本の女性の一般的な法則であるのです。多くの日本女性は、「思います」「思いませんでした」と話します。「考えます」「私の考えを申し上げます」「私の考えは、あなたの思っていることとは違います」とは話しません。

 

「思う」と「考える」とは意味が異なります。「思う」と、自分の欲求や感情を話す人の脳の言語野には「考える」の本質の思考の仕方は無いので、「実行する」という行動はあらわされることはないのです。

 

ちなみに「考える」の語義は「ある出来事を、正否を決める基準のルールと一対一対応で付き合わせること」がその意味です。日本の女性は、この「一対一対応で付き合わせる」ことができないのです。だから「考える」とは言わない。「自己」という意味の「思う」という言い方をします。「感情」や「欲求」は、ニーチェふうにいうと「自己」のことです。自然な身体意識が「自己」です。

 

「考える」ができないから「丸暗記」「丸写し」する

では、「思う」としゃべる人は、何を行動するのか?というと「丸暗記」もしくは「丸写し」です。こういう行動の仕方をメトニミー(換喩。metonymy)といいます。「赤ずきんちゃん」「目玉焼き」「キツネうどん」のような隣接する事物にくっつけて意味を言い換える修辞法がメトニミー(metonymy)です。対象の姿、形、動きと似ているものを探して言い換える「修飾的な言い方」です。行動の対象の内容は説明しないので「丸暗記」や「丸写し」で仕事をしても、生活をしても対象と関わる「行動が止まる」のがよくお分りでしょう。

 

小池百合子都知事」の人気の理由

東京都知事の「小池百合子知事」について「都の職員へのアンケート」の結果をユーチューバーの「TTMつよし」が動画で公表していました。知事の再選を「支持する」「支持しない」の数字はともかく、「支持しない人」の理由の一つに「都の職員と対話しない」「外部の顧問、10人くらいの人の言うことだけを聞く」、がありました。「自分の考えを言わない」「自分が公表した政策は一つも実行しなくて実現していない」ということです。この「小池百合子都知事」の行動がメトニミー(metonymy ・換喩)です。「四つ足」(動物)、「お足」(お金)がメトニミー(換喩)です。「動物」という対象について「4本の足」という隣接する事物で、「動物の意味」を言い表しています。「小池百合子都知事」にとっては「四つ足」に当るのが「外部の顧問の言葉(助言)」です。「聞き書き」(丸写し)と同じ行動の仕方で、助言のとおりにしゃべりました。すると、「公約の七つのゼロ」は一つも実行しない、「コロナ対策で都の財政は危機的状態になった」のです。

 

「丸写し」(聞き書き)がメトニミー思考

この「小池百合子都知事」の行動のしかたの「丸写し」(聞き書き)というメトニミー思考は、日本人なら誰でも行っています。「授業の教室でせっせと教師の話すことをノートに聞きながら書き取る」などです。テストの前に教科書を「丸写し」して「丸暗記」ができれば、「いい成績」になる確率が高くなります。

 

大企業か中小企業に就職すると、仕事の業務指示の言葉を「丸写し」(聞き書き)します。メトニミー思考で仕事をします。「業務指示の言葉」を「丸暗記」できていれば、行動は可能です。しかし、「丸暗記」という復習の余裕が無くなり、「小池百合子知事の顧問に当る助言者」がいない場合、ミスが多発します。加えて、脳の頭頂葉「視覚の知覚の認知」(交感神経)が止まっているので、「心臓」「肺」「脳」「婦人科系」に血流障害が起こり、心身に病気の疾患がつくられるのです。

 

日本の国語教育がメトニミー思考

メトニミー思考は、「漢字・漢語」(音読み)と「ヤマトコトバ・ひらがな」を併用しはじめた平安時代から起こりました。

 

メトニミー思考の例……「治」(音読み・チ。意味……世の中を統治して安定させる)

 

メトニミー(換喩)(訓読み)

治める(おさめる)……安定した状態にする。

修める(おさめる)(国字)……ものごとを整った状態にする。

納める(おさめる)(国字)……ものごとを落ちつける所に落ちつかせる。

収める(おさめる)(国字)……ものごとをあるべきところにおく。

 

「丸写し」の次の段階の「聞き書き」の行動の対象が「治める」「修める」「納める」「収める」の場面です。「意味は分からない、しかし、分からないままに行動は成立する」というのが「訓読み」(国字)にみるメトニミー思考の本質です。

 

だから仕事の言葉は記憶しない

すると、学校の勉強、ひいては仕事の中の名詞・抽象名詞の言葉は、「初めから記憶しない、記憶できない」という心的現象が、日本の女性を中心に、男性の多くに起こっています。仕事、学校、生活、人間関係という現実から孤立する……客観的には「ウソをついている」「ダマしている」「約束したことを果さない……信用できない」という判断と査定が与えられます。

 

ポルソナーレは、日本人のメトニミー思考を改善するために「推移律」の「一対一対応」の思考の仕方を基礎学習として教えています。