女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 仕事の言葉は憶えない脳を変える魅力

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ジョン・ロック(1632~1704)
 

仕事の言葉は憶えていない、しかし改善もしない脳を変える人生の意義

 

仕事の言葉を憶えないことを喜ぶのが女性脳!しくみをメタ言語が教える

 

「丸暗記」の脳の働き方

ユーチューバーの「失敗小僧」(50代、男性。元公務員、大学院卒。現在無職)が「就職した人で、高卒の人は、大卒と比べられて明らかに差別されている。能力に差があるからだ。能力とは、人の話を聞いて理解する能力のことだ」と解説している。(2020年2月13日)。

 

人間の脳の働き方(言葉の生成のしくみ)を約40年間にわたって研究し、解明したポルソナーレの診断からは、「人の話を聞いて理解する能力」とは、「仕事の言葉=名詞、抽象名詞の言葉を憶える」ということだ。ユーチューバーの「失敗小僧」は、「高卒の人は、名詞の言葉を丸暗記することができない」と言っていることになる。

 

「仕事の言葉を丸暗記する」とは、どういうことなのか?それは、「憶えるという取り組みの行動」と、「仕事の言葉=名詞の何を、どのように記憶するか」の二つのことだ。

 

日本人の「視覚の能力」の欠陥

日本人の脳の働き方は、ポルソナーレの考察と解明では、世界の先進国の中でもきわめて特異な言葉の生成のしかたをおこなっている。名詞の言葉で言い表される「事物」を目で見たとき「形」や「型」「立体的な形状」「事物の置かれている場面」などが見えないのだ。たしかに目の視覚は、こういうものを知覚して脳の言語野に情報を送り込む。しかし、名詞を記憶する「言語野」には届かず、頭頂葉までくるとこれらの情報がパッと消えてしまう。代わりに「事物」の「色」「味」「匂い」「音」「光」などの情報が「動詞の言葉を憶える言語野」に届く。これをイギリスの哲学者ジョン・ロックは「第二の性質」といっている。「形」や「型」「場面」は「第一の性質」だ。

 

「丸暗記」とは聴覚の働きによる

「失敗小僧」のいう「大卒の人」の「人の話を理解する能力」とは「名詞の言葉の事物についての音(第二の性質)」を「丸暗記」している。書かれている文や文章を目で見ても、交感神経が「近くを見る」というy経路(スモールy)にシフトする。この「スモールy」という視覚経路が「聴覚」(X経路)と共時しているので「発声・発音によるコトバ」に転成する。変換されるのだ。これが「大卒の丸暗記」の能力だ。人の話すことくらいは楽々、憶える。

 

日本の女性の仕事の仕方のリポート

ある介護関係の仕事に従事している女性の話です。施設に入っている高齢者のために「食事」を調理しています。

 

「仕事の中で、しばしば手違いや指示を脱落させたということで始末書を書かせられます。月に三回か、四回は起こっています。指摘されるミスや指示の脱落の事実関係を聞くと、わたしには覚えがなく、他の人のミスを押しつけられているように思えます。そのことを指摘して主張すると、上司は、過去の類似したミスの行動を示して、全く改善されていないと、処分をほのめかします。

 

女性ばかり15人くらいの職場ですが、この中の半分以上の人が始末書を書かせられています。ブラック企業ではないかと思っています。行政に告発すべきでしょうか?」。

 

テストとその結果

この女性に「上司の指示の言葉」に相当する「名詞文」をメールで伝えて暗記してもらいました。テストです。「仕事にとりくむには、方法、手立て、手段という三つの行動のための言葉を分かる必要がある」。「このうち方法とは、目的に到達するためのたどり方の定式のことだ」。「事例をあげると、手洗いの洗濯の方法は、布地に、せっけんなどの溶剤をつけて、水という溶剤に汚れを溶かすことだ」。

 

電話で、暗記できたかどうか?の回答を聞くと、正解にはほど遠く、デタラメに作り変えられた「名詞文」を話していました。

 

仕事をおこなう女性の脳の働き方

多くの日本人は、とくに女性は、大卒であっても、高卒であっても、「行動のための言葉」を記憶できません。聴覚が副交感神経支配のためです。日本の女性は「行動」のための自律神経「交感神経」が働いていません。「食欲」のための行動の交感神経だけは働いています。だから、「食べるための行動能力」はあります。

すると、仕事の指示の言葉はどのように聞くのか?というと、「今、げんに耳で聞いた」という音の刺激だけを「知覚」します。この「知覚」がそのまま「認知」に変化するのです。

 

どういうことか?というと「人の話を聞く」「聞くという行動が成立する」「相手の言葉が耳に入ってきた」(「聞いた」という行動が成立する)ので、これが「分かった」「理解した」と同義になる。

 

仕事の言葉は何も憶えていない

「相手が話したこと」は、これが、そのままそっくり「自分がしゃべった」ことになるとスリ替えられる。結果、指示の言葉は何も記憶できていない。

 

日本の女性は「モノマネ」で仕事をしている

「仕事は、他の人の行動をモノマネして自分も行う」。「他の人が教えなかったり、間違えると、自分の仕事の行動も、伝染したかのように間違える」。

 

「では、この女性は何をしゃべっていることになるのか?」というと、「しゃべる」という「行動」のモノマネとして、目に入ったり、耳に入ったコトバを触覚化して憶えてこれを話しています。女子中学生が学校のクラスで、「トイレに行かない?」「うん、トイレに行く」といったモノマネと同じ「話し方」です。ここでは、トイレに行くという行動は成り立っても、「トイレ」という名詞は消えています。

 

ポルソナーレは、日本の女性の名詞を記憶できない脳の働き方をコーチングして改善につとめています。