女性脳を変えれば、あなたの恋愛、結婚、仕事、人間関係が、みるみるうまくいく

日本人女性は、悩み、ストレス、病気を作りやすいのです。40年間のカウンセリングから、脳の働き方と、その働き方を変える方法を解明しました。

日本語 女性脳 仕事の失敗を常習にする脳を変える生き残り方

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リストラ、雇い止めは女性の脳から。対策は、視覚の働きを回復!

 

コロナ型デフレ不況を生き残るには名詞文が必要。女性脳を改革する!

 

日本人の経済の不幸についての正しい知識

 

経済になじみのない人にも知ってほしいのは次の二つ。

 

一つは、日本経済のGDP(国内総生産)はこの30年間、ずっとマイナスということ。二つめは、日本政府は国債という国民の借金で日本人一人一人の生活を維持していて、国債の発行はGDPの200倍に膨張していること。この借金ができなくなった日とは国民の財産の消滅の日。

 

「日本は、国債という債務膨張のモデル国だ。世界の先進国が注目している。うまくいかなくなったときが世界の各国の財政破綻の時だ。その日に備えて、今から金に投資して自分で自分の生活を守れ」とは、「高橋ダン」(元ウォール街の投資家。アナリスト)の発言。

 

「その日」とは、10年後か、20年後かは分からない。しかし確実なのは、GDP(生産能力。利益獲得)の好転、上昇は、この30年間、果せなかったことだ。この負の実績は、これからも果せないだろう、という可能性を示す」と「高橋ダン」は言う。

 

日本の経済についてはどの専門家も「危い。失業者も自殺者も増える。とくに女性の貧困層が急激に増えている」「倒産、廃業、リストラが加速していく」とこぞって語っている。

 

じゃあ、どうすればいいか?という対策については「政府は有効需要を増やせ」「減税すべきだ」「海外の資源保有会社に投資して必需支出か市場を創るべきだ」「廃業して資金を守れ」「ネットを利用して個人収入を増やせ」といったところが最も望ましい提言といったところだ。

 

問題の根源は日本人の脳の働き方にある

 

ポルソナーレの見解は違う。

 

とくに「有効需要の創出論」は、日本のバブル経済崩壊後、なんどもくりかえされてきた。「インターネットの開発」は有効需要の典型だった。

 

しかし、通信情報の市場は膨張しても、ネット依存、ゲーム依存に見るように「リアルの共同世界」は衰弱し、縮小している。所得格差は広がり、大衆社会の「共同体意識」の崩壊は深まるばかりだ。

 

これら日本人を含めて世界の崩壊状態は、ひとりひとりの脳の働き方の歪みに根拠がある。

 

事例・ある女性の仕事の仕方

 

ある女性の話。

 

「私は病院で入院患者さんに食事を提供する仕事をしています。作業はルーティーンでおこないます。配膳の準備をして配膳するところまでが私の担当です。

 

準備をととのえて配膳専用の台車に乗せて食堂のテーブルに運ぶときに、たびたび、調理の品数が欠落しているのです。そのたびに全職員に混乱が起こり、騒ぎになるのです。

 

準備から配膳までの間に点数のチェックと確認はするのですが、私がその場を離れている時間帯のことまでは分かりません。

 

欠品のトラブルが起こるたびに始末書を書かされます。「欠品が起きた」と書くと、管理者は「欠品を起こした」と書け、と言います。

 

仕事にとりくむ目的は「利益の追求」「信用の向上」「品質の向上」

 

事例の女性は、10年くらい同じ仕事に従事しています。この間、何度か仕事の上のトラブルを起こしてきています。ミスを発生させています。自分のミスだと明らかなときに、そのつど求められて改善策のアドバイスをしてきました。

 

この女性に作業という仕事の仕方を質問してみます。

 

「一週間の仕事のスケジュールを表にしていますか?」「今日、一日の仕事の始まりから終わりまでの行程と、進行を段階ごとの内容で説明できますか?」「週単位、月単位で作業の進行予定と、終了したその日に行ったこと、出来なかったこと、予定外に取り組んだことの事実を反省、教訓として記入していますか?」

 

この女性は、この問いに一つも答えられなかったのです。チームのリーダーの「はい、やってください」という言葉を耳で聞いてから動き始めていました。号令で動いていました。作業の進め方は、ルーティーンの周囲の人の動きを目で見て、他の人の行動を模倣して動いていました。

 

「視覚」で憶える言葉が脳の中に一つも無い

 

仕事は耳で聞いた他者のコトバを丸暗記して憶える、周りの人のやっていることを目で見てモノマネして憶える、というのが、男性はもちろん、多くの女性の仕事の仕方です。

 

ここには、「計画」とか「予定」とか「結果の記録」「教訓と反省」という抽象名詞による仕事の認識はありません。

 

これは、ひとことでいうと「仕事という現実」は「存在しない」「無である」という認識の仕方になるのです。

 

配膳の仕事でミスが多発したとき、この女性の脳の中には「別の誰かが調理品を取って減らして、私を困らせているのだ」という疑いを抱いていました。

 

聞くと、数を間違えないように、何度もチェックして休憩時間がなくなり、疲労して目や耳の調子が悪くなったと言います。抑うつ状態になり目や耳に神経症が起こっています。

 

全日本カウンセラー協会・ポルソナーレは、カウンセリングの現場で男性はもちろん、女性の仕事の取り組み方を尋ねてきました。

 

答えてもらった仕事の認識と行動を「メタ言語」(脳の中の言葉と行動についての認知や認識)に置き換えてみると、日本人にだけ特有の「仕事の言葉と行動」が、共通して浮び上がります。

 

女性にはマネジメントの常識が無い

 

1998年に、大江建が『なぜ、新規事業は成功しないのか』(仮説のマネジメントの理論と実践。日本経済新聞社)を書いています。ベンチャービジネスのための事業計画の立て方と管理の方法について書かれた本です。事例の女性は起業家ではありませんが、どんな小さな個人で取り組む事業(仕事)でも、顧客本位という立場は同じなので、仕事の対象との関わり方にはマネジメントが必要であることには変わりはありません。

 

仕事に行く目的(仕事に取り組む目的)は「利益追求」「信用・品質の向上」「事業主体の方針に従うこと」の三つです。世界共通の常識です。

 

事例の女性は、「脳の中で言葉を憶えるために「聴覚」だけしか働いていなくて、「視覚」による言葉の認知や認識が完全に止まっている」という言葉の憶え方をしています。

 

「動詞文」でしか言葉を言い表わさないので、「仕事の言葉=名詞・抽象名詞の言葉」は何も記憶されていないのです。

 

ポルソナーレは、脳の中の名詞の言語野を働かせるためのコーチングをおこなっています。