日本語 女性脳 後出しジャンケンの話し方で主張する脳の変え方
0006
日本の女性は、会話を一人の時に再現する。自分が話したことを修正する脳の変え方。
女性は、思春期にグループをつくり互いに行動の言葉を学ぶ。一人グループの会話の変え方とは
女性がグループをつくる意味
日本の女性は、思春期の中学生になるとグループをつくる。中学生では4人か5人のグループをつくる。7人か8人のグループもある。高校生になると3人か4人のグループに減る。大学生くらいで2人グループ。社会人になると恋愛を視野に入れた2人グループを会話で維持する。これが恋愛、結婚、子育ての中で、自分が「親の位置に立つ会話の能力」になる。
日本の女性はグループをつくってこの中で何をしているのか? 自分の行動の仕方を模倣したりマネをして学び合っている。母親から学ぶことを友人関係に拡大している。姉、妹で学び合うのが、部活の先輩から学ぶ関係に変わるのと同じだ。
高校生、大学生になると、こんどは自分が「親の位置」に立って、「行動の仕方を教える」というように進化する。成人してからは2人グループになる。会話の能力は「自分が親の位置」に立って関係を維持する」というように成長した女性が、恋愛、結婚、そして子育てを視野に入れる。
ところが、思春期の中学生のころに「グループに入れない」「2人グループだった」「7人か8人のグループで、会話らしい会話もなく、コンサートに行くことが多かった、暴走族のようにただ集まってたむろしていた」という女性は、言葉をとおしての行動の仕方を学べないまま成人女性になる。
こういうプロフィールをもつ女性が恋愛をする、結婚する、仕事に就いて行動すると、「いきなり親の位置」に立たされる。行動の言葉をどこでも学んでいないばかりか、学ぶという「子の位置」に立った経験が無いので、つねにトラブルメーカーの女性になる。
「いや、わたし、そういうつもりではなかった。本当は、あなたの言っているとおりのことを言いたかった」と「後出しジャンケンの言い方」をくりかえす。人をダマしているか、ウソばかりをしゃべる女性という嫌われる女性のパーソナリティが拡散していく。
日本の女性は行動のための言葉を知らない
日本の男性は、どんなふうに行動の仕方を学習しているのか? というと、「社会の中の言葉」を勉強して学ぶのです。セミナーに行く、本を読む、教師や師匠から教わる、実施の経験をとおして、すでに経験している人の行動の結果を帰納的に観察する、のが男性の学習のしかたです。
男性の脳は、行動をつくる欲の脳(視床下部)が自律神経の交感神経の中枢「背内側核」(性欲の中枢)です。だから、行動のための言葉をわざわざ学習しなくても、幼児のころから行動の能力は完成しています。男性が勉強して学習するのは「どのように行動するのか?」の青写真(設計図)です。
なぜ、女性は行動の言葉を知らないのか?
女性には、まず「行動のしかた」(手足の動かし方)から教える必要があります。「出した物は、所定の場所に戻しましょう」「一つのことをやり終えてから次のことに取り組みましょう」「必ず、辞書で言葉の意味を調べてノートにメモしてから、次のページに読み進めましょう」。
このような行動の手順すらも次の日には忘れるのが、中学生の頃に「3人か4人のグループ」に入れずに、昼休みやお弁当の時間をまわりのグループを遠くから眺めていた女性です。
グループに入れなかった女性は、イバる
<<相談の事例>>(匿名、女性・49歳・独身・高齢の両親と同居・会社員)。
会社に勤めて5年くらい経ったときのことです。ビルの屋上で昼休みの時間を一人で過ごしていました。ボンヤリ考えごとをしながら景色を眺めていると「考えごとをしている姿もステキだね」と男性から声をかけられました。それまで、わたしは一人で過すことが多く、LINEもSNSも全く興味がありませんでした。でも、この日から「人に見られている」という自意識で頭がいっぱいになったのです。仕事中も、他の人の仕事の仕方がとても気になりじっと見るようになりました。会話にも聞き耳を立てるようになりました。自分のことを見られている、何か言っているんじゃないか? と胸が苦しくなって気にせずにはいられなくなったのです。周りの人たちのよそよそしい冷たい表情が胸に突き刺ります。ある朝、「もうイヤだ。会社に行きたくない」と思い、ベッドから起きれなくなりました。
「後出しジャンケン」で会話するとどうなるか?
人間が行動を起こすのは、脳の中の「欲の脳」「性欲」の交感神経の働きによります。
女性は副交感神経の中枢の「視索前野」(視床下部)で行動を起こします。
そこで日本の女性は、「グループ」という「内扱い」の人間関係をつくり、女性の唯一の行動の能力の「おしゃべりをすること」を介して、他の女性のしゃべる「おかしい行動」「失敗した行動」「イバって、自慢している行動」を耳で聞いて、「あっ、そんなふうに行動するんだ」と「内扱いの思考」で学ぶのです。これが、一対一の人間関係の中で、自分が主導権をとって会話をする能力へと成長させます。
恋愛の中では、男性は「外扱いの対象」なので、自分は「子の位置」に立ちます。だから誘われるのを待ちつづけるし、言われれば素直に「はい」と答えます。食事の行動の能力(外側核)は身についているので「知っている行動」として自己主張が可能です。「結婚して、内扱いの世界をつくり、よく知っている行動だ」と思えれば、結婚の求めに応じるのです。
しかし、中学生の頃「一人でお弁当を食べた人、輪になった誰かの顔を見てにこにこうなずきながら話を聞いて、どっと共感の笑い声を出した経験の無い人は、長引く恋愛の中でむっつり不機嫌に黙り込む、「あ、見られている」と思って、奇妙なことを話し始めます。相手の男性が性欲の対象に見ている間だけ、関係はつづくのです。
ポルソナーレのカウンセリング
ポルソナーレは、行動のための言葉を合わせて、「5W1H」の行動の仕方を教えています。「内扱い」のイバリの行動を抑制してコントロールできた女性は、仕事の世界でも活躍して、電話でもメールでも、勉強会でも、名詞の言葉を正しく話せるようになっています。あなたは、イバリの言葉をコントロールできる人でしょうか?